主人公の光司(28)は「ダウン症のイケメン」を自称する超ポジティブな障害者。
ところがある日、自分が原因で、大好きな兄の結婚話がうまくいっていないと知り、ショックを受ける。
そこで、食べると障害がなくなるという「禁断の実」を求めて旅に出る決意をした光司。
一緒に旅に出るのは、もう一人の主人公、統合失調症の真(36)。
真は、親から「こんなことも出来ないのか!」と言われ続けたトラウマを抱え、苦しんでいた。
「禁断の実」がなるという村にたどり着いた2人。
そこへ、怪しい男があらわれ、実が熟するのは3日後の満月の夜、と告げる。
村で待つ間、2人は宿泊先の民宿で、美しい娘・真由子に出会う。
しかし、父親は娘を他人の目から隠し続けてきた。
そんな真由子を外の世界に連れ出す光司。
一方、真は認知症のおばあさんとの交流を通して、トラウマから抜け出そうとしていた。
そして「禁断の実」が熟したとき、光司、真、父、娘が選択した道とは…
引用元:NHK『バリバラ』ホームページ